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特集記事
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TMAX加速比較テスト
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TMAXの加速に関するテスト結果 by かずか ときお さん オリジナルサイト 02.11.20 更新 (パワーキット組み込み車データ更新)
いろいろな要素によって加速性能が変化している事を、念のために追記しておきます。 停止状態からの加速(スタート加速)を向上させるために、マロッシ社のマルチバリエーターやY'S GEARパワーキットの導入を考えるため、加速テストをしてみました。 まずはこのテスト結果の興味深い所は、一番加速を良くするはずのマルチバリエータ装着車両が、停止状態から100km/hに到るまでの加速は体感できる程に速くなっているにも関わらず、0-40km/hの加速(スタート加速)が反対に遅くなっているところです。 タイム的には0.41秒遅くなっているだけですが、テスト車両の積載物とガソリン量の総重量の差を考えると、その差はもう少し大きくなると思われます。(MacMRD EVR-001装着の影響については後述します。) 一般的にスクーターで要求される性能は、停止状態からの加速よりいわゆる中間加速を要求される事が多いので、マロッシ社もその性能を向上するためのパーツとしてマルチバリエータを開発していると考えられるのでこの結果はあながちおかしい話ではないと考えました。 そして自分はスタート加速を向上させたかったので、マルチバリエータの現時点での導入は見送る事にしました。 ちなみにマルチバリエータを見送る要因はもう一つありました。 クラッチの切れ(離れるタイミング)が早まっているところです。 走行状態からアクセルオフにして、そのまま停止まで回転数を下げていくと15km/hから5km/h程度の速度域でクラッチが離れ、駆動力がタイヤに届かなくなります。 エンジンブレーキによるタイヤの荷重が、抜けてしまうのは好みではないので、自分にとってはこれがかなりのマイナス要因と感じました。 スタート加速とクラッチの切れのタイミングを遅くするのは、機構上相反することなので、それらを同時に求めるにはクラッチにも何かしらの細工をしなければなりません。 他のスクーターの様な遠心クラッチならば、まだ解決法もあるのですが、TMAXは湿式多板クラッチな上にクリアランス調整が非常に困難なので、残念ながら現実的な方法は今のところ見あたりません。
注目すべき点は、0-40km/hのタイムが一番速いところです。 0-60,0-100km/hはマルチバリエータの方が速いのですが、上の結論から考えればスタート加速はノーマル車のそれと同じか若干遅くなるものと考えていたので少し戸惑いました。 こうなるとマルチバリエータのスタート加速が遅くなったのは、排気管(MAC MRD)の変更による低回転域のパワーとトルクの減少(脈動効果等含む)によるものか、クラッチスプリングやプーリーの角度付けの設定が、初期加速に振られていないかのどちらかではないかと思われます。 ノーマルマフラーでマルチバリエータのスポーツモードという車両でもう一度テストしてみたく思いました。 ちなみにY'S GEARのパワーキット装着車のクラッチの切れはノーマル車とほぼ変わらず(微かに早い程度)、好印象でした。 そしてもうひとつ興味深い事は、Y'S GEARのパワーキット装着車の年式によるタイム差です。 表を見てもらえば判るように、'01と'02モデルで同条件で走っているにも関わらず、'02モデルの方が全てのテストにおいて若干タイムが遅くなっています。
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